ときどき「フェイスリフト」をおすすめすると、「フェイスリフトはやっても効果がないからいいです」という人がいます。「知り合いにフェイスリフトの手術を受けた人がいるけれど、効果がなかったようで2〜3ヵ月で元に戻ってしまった」といった理由が多いのです。実は、フェイスリフトという手術は、明らかな効果を数年にわたって持続させることは、非常にむずかしい手術です。いいかげんな手術ではすぐに戻ってしまいます。「効果のないフェイスリフト」では皮下組織の固定を十分に行わず、余分な皮膚を切り捨てて、皮膚と部分的なSMAS(筋膜)だけを、単に引っぱって、縫い合わせる、という手術をしています。しかし皮膚はいくら引っぱっても、すぐに伸びて元に戻ってしまうのです。フェイスリフト手術を専門として、情熱を注いでいる私としては「フェイスリフトという手術は効果がないもの」と考えられる風潮を、黙って見すごすわけにはいきません。確かに、フェイスリフトは、きちんとやれば、最も効果的な若返り治療法です。しかし、いいかげんにやろうと思えばいくらでも手抜きのできる手術で、手を抜けばその結果は、効果もなく、また、一時的に多少効果があっても、その持続期間は数ヵ月と極端に短くなります。
順調に成果が上かっていたのに気を良くして、ちょっとひと息。誘われるままに居酒屋へ行って、唐揚げやチーズの包み揚げ、それにこってりオイリーなドレッシングのたっぷりかかったサラダで甘いチューハイを何杯も飲んでしまって、帰りにとんこつラーメンで締めて、満足。ま、明日から頑張ればいいでしょ。ということで就寝……。さて、そんな羽目外しをした、翌朝の体調と気分はいかがでしょうか?気分のほうは、最高か最悪か、どちらかでしょうね。思いっ切りやるだけやって、すっきり!と前向きになれるか、ああやっちゃった……と落ち込んでしまうか。問題は体調です。もしも胃がもたれていて、カラダもだるく、ニキビのひとつも出ていたら、喜びましょう!以前はそんな夕食をとっても、びくともしなかったはずです。毒素が常にカラダに居残っていたので、新たに次の毒が入って来ても、とくに驚くこともなかったわけですね。カラダが、ジャンクなものに慣れきってきたのです。だから、太っていたんですね。
塩といえば、調味料と考えるのが一般的だ。しかし、塩には、昧をつける以外にも、防腐作用や脱水作用など、さまざまなはたらきがある。また、十六種類の必須ミネラルを含んでおり、栄養的な面からみても、人体に不可欠だ。ところが、現在市販されている塩のほとんどは、これらのミネラル分を欠いている。そもそも、塩は海からとれる食品なので、海水に含まれるミネラル分がそのまま含まれていたわけだ。ところが、海水の汚染の影響を防ぐことと、塩のコスト低下をはかった製塩技術の発達などにより、製塩の過程で、ミネラル分のほとんどが失われてしまうようになった。塩の主成分は塩化ナトリウムだ。この成分も、ミネラルの仲間として数え上げられる。昔は、塩といえば、この塩化ナトリウムが八十%前後、残りの二十%は、マグネシウム、カリウム、カルシウム、鉄、銅、ニッケルなどのミネラル成分だった。